京都市出身(生誕地:岡山)。
同志社高校をへて早稲田大学に進学。 商学部にてマーケティングを専攻。大学時代からコーラスを始め卒業後は二期会合唱団に所属。
■二期会合唱団時代(1970年〜
我が国有数のオペラ団体「二期会」の専属合唱団員として採用され、バリトン歌手宮本昭太氏に師事。
NHK招聘によるイタリアオペラ訪日公演に参加し、当時から世界的な歌手であった三大テノール、パバロッティ、カレーラス、ドミンゴやギャウロフの美声に同じ舞台上で間近に接したことは、歌い手として大きな収穫となった。
また北海道から九州までの二期会オペラ公演、全国の学校での芸術鑑賞会を体験するとともに、プロ合唱団連合の一員として、小澤征爾、岩城宏之、若杉弘氏をはじめ現代日本の著名な指揮者のもとに演奏活動を展開した。
■ロイヤルナイツ時代(1974年〜
二期会合唱団退団後、さらに緻密なハーモニーを求めて、東京藝術大学出身者によって結成されていた男声コーラスグループ「ロイヤルナイツ」からの誘いに応じ、バリトン歌手として参加。
NHKの「歌はともだち」や「ロシア語講座」のレギュラーとして活躍。ロイヤルナイツはロシア民謡を得意とする団体であったところから、ソ連(現ロシア)政府の招聘により2ヶ月間に及ぶ現地での演奏旅行を経験。モスクワ、レニングラードなどで喝采を博した。
また70回に及ぶペギー葉山全国ツアーに参加。
各民放のモーニングショーやミュージックフェアーをはじめとする歌番組でも活躍。
アカデミックなジャンルから黒人霊歌、ロシア民謡、日本の抒情歌、アメリカンポップスなど10数種類のレコードアルバムを各レコード会社から発売。
コマーシャル録音も、年間ごとに1000本を数えた。
当時録音をした、 アニメソング「タイムボカンシリーズ」の「それ行けガイコッツ!」は現在、若い世代にもファンの多い佳作である。
この時代に、東宝ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」にも出演し、主演の森繁久弥氏が無類の歌好きであるところから、グループとして特別にお引き立てを頂くとともに、共演者の倍賞千恵子、音無美紀子、クレイジーキャッツの谷啓、安田伸各氏などとも親しく交流をさせていただいた。いわゆる芸能界を垣間見ていた時代である
■ソルアモール時代(1981年〜
所沢に文化センターボックスを創立。
こどものための音楽教育としての「リトミック」研究部門と、その成果を作品として表現する演奏部門を設立。
自らも演奏活動を再開し、中南米の民族音楽フォルクローレを演奏する「ソルアモール」を結成。アンデスの民俗楽器であるケーナやサンポーニャの演奏技術を習得し、リードボーカルと楽器演奏の役割をこなす。
全国の学校や鑑賞組織、市民会館などで年間50〜最多100ステージを務めた。その間、こどものために竹でつくる手作り楽器のワークショップを展開。その結果、全国には30,000セット以上の竹製のパンフルートが存在することになる。
当時全国で鑑賞活動を展開していた子ども劇場・おやこ劇場の思いを受け、ともに作る鑑賞活動として、リトミックの手法を取り入れた合同演奏を盛り込んだ作品「コンドルは飛んでゆく」「縄文の花祭り」「インカ幻想」などは大きな評価を受け、全国にフォルクローレブームを巻き起こした。
1993年に東京の「読売ホール」と「所沢ミューズ」で連続コンサートを開催。
■ HOTDOGS時代(1995年〜
ソルアモール解散を契機に、再び男声コーラスの世界に。
美空ひばりの東京ドームでのラストコンサートでコーラスを担当したザ・ブレッスン・フォーのメンバーとともに、ヴォーカルトリオHOTDOGSを結成。
メインコンセプトを「シニア世代への音楽の贈り物」として、自分たちの親の世代の心を癒すレパートリーとして、懐かしい昭和初期の舶来ジャズソングをコーラスで歌い始める。
「私の青空」「すみれの花咲く頃」などは高齢者の施設で一番喜ばれたものであった。
並行して、自らの団塊世代を対象にして、アメリカンオールディズやフォークソング、ニューミュージックの名曲などをプログラムしたコンサートを10年間で5回にわたり開催。
毎回、いまどきのミュージックシーンに飽き足らない中高年の音楽ファンを魅了した。
■ 独り立ち時代(2005年〜
結成時の暗黙の了解により、ほぼ10年の活動を経てHOTDOGSは活動を停止。
牧野俊浩はソロシンガーとして新たな歌手活動を開始。
1999年に上梓した「音楽セラピーのすすめ」(エイデル研究所刊)に著した思いを元にソロ歌手として演奏活動を開始。
全国の高齢者施設から音楽セラピーについての講演やステージ活動の依頼も多い。
歌い手として歩んできた幅広いジャンルを活用して、クラシックからポピュラーまで歌いこなせる稀有の存在として、ますます輝きを増している。
2006年1月には、埼玉県小川町教育委員会の依頼により、道徳教育非常勤講師として全町の小中学校で、ワークショップ&コンサート「音楽のたまご」を授業。
こどもたちから寄せられた素直なすばらしい感想文に力づけられ、自らの役割を再認識した。
新しい芸域としてミュージカル出演にも意欲的。劇団鳥獣戯画のポップスミュージカル「カリフォルニアドリーミン」にも主役級の役どころで登場。
2007年4月には下北沢本多劇場公演に参加。
大盛況のうちにまた新たな経歴を加えた。
2009年には同劇団の「ダンシング オールドでぃ クラブ」下北沢スズナリ公演に参加。復讐にもえる古狸役を好演。
2008年からは地域密着コンサートとして所沢において「牧野俊浩情熱コンサート」を継続中。
2009年より「こえみがき・歌声サロン」を展開中。
NPO法人 日本青少年音楽芸能協会 理事
(有)文化センターボックス 代表取締役
社会を音楽化する研究会 主宰
○著作
「音楽セラピーのすすめ」(エイデル研究所刊)
ダウンロード版「コミュニケーション力UP!の声みがき術」
冊子版「こえみがきセット」
冊子版「はやりうた健康法セット」
○発売中CD
「百歌斉放(ひゃっかせいほう)」 Vol 1
「懐かしのこころの歌」Vol 1
■音楽セラピー関連講演・ステージ実施履歴(抜粋)
(公財)日本教育公務員弘済会神奈川県支部「声みがき術のすべて」
(公財)日本教育公務員弘済会神奈川県支部「振り返れば昭和」
(公財)日本教育公務員弘済会新潟県支部「振り返れば昭和」
(社)シニア社会学会/銀座サロン「音楽でアンチエイジング」
(社)シニア社会学会/中央区民講座「高齢化社会を生抜く知恵」
(社)シニア社会学会/和楽苑「音楽でアンチエイジング」
芸団協アートフォーラム・シンポジウム
NPO法人日本青少年音楽芸能協会ワークショップ
京都市東山区民生委員研修会
尼崎市健康課イベント「音楽セラピー」
埼玉県小川町全小中学校での講演(埼玉県教育委員会嘱託)
川崎市多摩市民館での5週連続講座「音楽セラピーのすべて」
広島県三原市「みらい子育てネット・みはら」
広島市三原市「ほんごう子ども図書館」開館イベント
所沢市商工会議所青年部例会
埼玉県川島町健康福祉課主催「昭和の歌で元気いっぱい」
埼玉県所沢市/川越市主管公民館主宰「女性セミナー」
所沢市高齢者福祉センター「あづま荘」定例会
所沢市男女共同参画センター「ふらっと」セミナー
日本ホスピス自宅ケア研究会横浜大会
岡山県日蓮宗声明師会「声みがき」研修会
栗山米菓(「ばかうけ」製造:新潟県)社員研修会
よみうり文化センター川越セミナー
所沢市ギャラリー喫茶「花水木」公演
幸手市元気スタンド「プリズム」公演
所沢ミューズでの定例「声みがき・歌声サロン」主宰
ライオンズクラブ ロータリークラブ卓話 など多数
2011年から2015年まで「音楽セラピーコンサート」として神奈川県下の特別支援学校(養護学校)70校を巡回公演中。学校現場でも、芸術鑑賞会と合わせて「声みがき術」を紹介しています
■お問い合わせ■
お問い合わせフォーム
〒359−0038
所沢市北秋津876−2−B-103
(有)文化センターボックス/社会を音楽化する研究会
担当:吉永陽子
TEL 04(2998)0750 FAX 04(2998)0751
メール:hotdogs@jp.bigplanet.com
文化の宅急便:http://homepage2.nifty.com/artbox2
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